正しい土下座の仕方
仕事において、家庭において、人生において
極めて深い謝罪や請願の意を表する最終手段として
土下座があります。
みなさん土下座の仕方って習いましたか?
普通教わるものじゃないですよね。
今日は正しい土下座の仕方を勉強しましょう。
まず土下座とは
自身の危機的状況を察知した上での
相手に対しての気持ちの奇襲戦法であることを肝に銘じましょう。
間違っても
相手に、「おいこら、土下座せんかい!」と言われてやるものではありません。
では、土下座の手順に入りましょう。
①相手に対して事の顛末を理路整然と説明した上で
自分に非があったことを認めましょう。
くどくど弁解じみたことはご法度です。
②一通り説明が終われば、
ここで3~5歩下がり土下座の態勢に入ります。
③頭(額)は床から1~2cmの高さで固定します。
額を地面にこすりつけるのは間違いです。
④大きな声で
「申し訳ございませんでした!」と言います。
それ以上の言葉は一切必要ありません。
⑤言葉以上に重要なのは
土下座における背中の見せ方です。
背中の曲線美から深い謝罪を伝えます。
⑥相手から反応があるまでは
上記の姿勢を崩しません。
反応1.相手が軟化の態度・言葉を示したとき
ゆっくりと土下座の姿勢を解き、相手の顔を見て
再び「申し訳ございませんでした!」と言います。
この際、泣くことはご法度ですが
目に涙をにじませることは効果的です。
最後の最後まで気を抜いてはいけません。
反応2.相手の怒りが納まらないとき
土下座の態勢を崩さず
再び「申し訳ございませんでした!」と言います。
相手から軟化の態度・言葉が示されるまでは
ひたすら繰り返します。
危機的状況に陥ったときぜひ実践してください。
なお、土下座にも限度がありますので
許容範囲を超えた罪や土下座の乱用は
効果がありませんのであしからず。
以上、「今そこにある危機」の えのの でした。
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