あたふたキャンプ

お疲れ様です。　えののです。


阪神千船駅を降り、インダス川（神崎川）を渡り、
モスク（大阪マスジド）の前にある大阪ハラールレストランを訪問した。

本日のスペシャルメニューはマトンシンディービリヤニ（パキスタン南部シンド地方）。










今さらですが、ビリヤニって何？と聞かれると
けっこう説明が難しい。
南アジア（インド・パキスタン・スリランカ）、中東（イラン・アラブ）、東南アジアの
スパイスをふんだんに使った炊き込みご飯なんですが
ベース（カレー）と米を重層にして炊き上げるのが一般的。
だから炊き上がりの色にムラ（マーブル状態）ができるのである。
笑い話だが、「キレイに炊き上がってないで」と言うお客さんがたまにいるとか。
ベースというかグレービー（カレー）と炊き上げるので、
私の中では「カレーの変わり種」という範疇に入ります。

ただ、国や地域によっては層にして炊かないビリヤニもあり
もう一つの炊き込みご飯「プラオ」との違いは正直わからないが
こんな感じでしょうか。
ビリヤニ　：　スパイスたくさん、辛さがある、層にして炊く
プラオ　　：　スパイス少し、辛くない、混ぜて炊く（層にしない）

ただ確実に言えることは無印良品のビリヤニはビリヤニとちゃうで（笑）

能書きはここまでで、まずはビリヤニ。
ビジュアル的に360度鑑賞はなし（笑）










お好みでミント入りのヨーグルトをかける。
無理して全部かける必要はない。










セットで頼んだのでおかずが2種。










チキンピーナッツカレー。
濃厚で辛くないカレー。










ビーフハリム。
小麦、大麦、豆、肉の煮込み。具材の原形はほぼない。










このデザート名前を忘れました。
パスタと牛乳を煮詰めたとか言ってたかな。










こちらのお店アルコールは一切置いてありませんので
茶で一服。










礼拝を終えたムスリム（100％男）が次々に入ってきます。
皆さん入るなりオーナー（アバスィさん）と固い握手、お客同士で握手。
中には話だけして食べずに帰る方も。
ここは大阪に暮らすムスリムのコミュニティセンターなんです。